胃下垂の症状

自覚症状に軽いものが多いため、検査を受けるまで胃下垂とは分からない場合が多い。主な自覚症状としては、以下のものが挙げられる

    腹が張った感じや痛み。膨満感。
    食後の下腹部の膨れ。
    少食での満腹感。
    食後のむかつき。
    食欲不振、精神疲労
    吐き気、げっぷ。
    大便の不正常。

バリウムを飲んでのレントゲン検査を行うことによって簡単に確認できる。また、外見上の変化として、腹部は窪んでいるのに下腹部が膨らむことが挙げられる。

胃は、胃液を分泌すると共に蠕動運動を行うことで消化活動をしているが、胃下垂になった胃はこの蠕動運動が弱くなっているか、もしくはまったく機能しなくなっている。そのため、胃に入った食物がうまく消化されない消化不良になり、胃の中に食物が溜まった状態が長く続く。ひどい胃下垂になってしまった場合、その胃の消化率は通常の胃と比べ、およそ1/3まで下がると言われている。ただ、胃が下がっているだけで何ら自覚症状がない場合は病気ではない。

胃に食物が長く残ることによって膨満感が続き、食欲不振になることもある。また、栄養を十分に吸収できなくなり、軽い症状としては肌荒れや便秘など、さまざまなところに異常が出る恐れがある。胃は何とか内容物を消化しようと胃酸を大量に分泌するようになるために胃酸過多となり、胃炎や胃潰瘍を起こす危険性が高くなる。

さらに、脂肪や筋肉が薄い下腹部に胃が垂れ下がることで胃は冷やされるため、これに影響されて全身が冷え性になる。子宮や前立腺も冷やされ、不妊や尿が出にくくもなる。また、下腹が出ることで体の重心が崩れて背が曲がるなど、姿勢も悪くなっていく。 



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